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原田鍼灸マッサージです。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.023-645-5335

〒990-2484山形県山形市篭田-4-19

逆子・胎位異常Breech position




施術の流れ

超音波観察装置で、胎児の状態を観察
       ↓
三陰交の灸頭鍼と至陰の灸
       ↓
自宅でのせんねん灸(温灸)ツボの指導
       ↓

    1回目治療終了
        ↓
自宅で、ツボにワンタッチ灸を行ってください。
       ↓
一週間後に又来院してください、矯正されたか確認を行います。


院長より
胎児は夜回転すると言う事ですので、施術の時間帯は午後の夕方が良い様です。
旦那様と来院していただき、次の日からのワンタッチ灸の行い方の説明を行います。
二人で力を合わせ行ってください、旦那様の愛情が特効薬です。



原田式逆子矯正法は、従来の鍼灸治療に逆子体操・トコちゃんベルトを使用することにより、矯正率をアップしております。










Q&A 患者さんより質問される事をまとめました。

Q.料金はいくらですか?
A.初見時 初見料 500円 施術料2000円 家庭でのワンタッチ灸込み
 二回目以降 
 施術料 2000円


Q.回数は、どのくらい必要ですか?
A.原田鍼灸院では殆ど1回の治療で矯正を確認していますが、(0回もあります)
 文献によれば、1〜4回が一番多く矯正されているみたいです。
 10回でやっと矯正された、と言う報告もあります。



Q.何週目ぐらいが一番良い時期ですか?
A.28〜38週がよいと言われています。

Q.週何回治療したら良いですか?
A.藤枝市立太総合病院の報告ですと、週2回が良い様です。









逆子 

  
 一般には、母体の外側から手で胎児を回転させて骨盤位を頭位に正す方法もありますが、胎児に危険がおよぶ懸念があるため最近ではあまり行われません。
また、母親が膝肘位という特別な体位をとって胎児の自発的な回転をうながす方法もありますが、これも必ずしも成功するとするとはかぎりません。
 
 鍼灸治療ですが、至陰という経穴(ツボ)を使った治療が知られています。
妊娠7ヶ月では、胎児がよく動くため再度逆子になってしまうことがあり、8ヶ月〜9ヶ月が治療の時期としては適しています。9ヶ月を過ぎると胎児が大きくなっているので子宮の中で回転するのが困難になり治療が難しいといわれています。


症例報告 よもぎ蒸しで、逆子改善

患者さんからメールを頂きました、「鍼やお灸は如何しても恐怖心があって、何かいい方法は無いのですか?」
よもぎ蒸しと、ワンタッチ灸で逆子改善してしまいました。
まだまだ症例が少ないので、鍼灸が怖い方 是非治療にいらしてください。
よもぎ蒸し レンタルします、1日50円



症例報告

M・Kさん 33週目
背臥位になった際、チョッと貧血(妊婦さんや女性の患者さんは、良くなります)
5分ぐらいして体調が戻ったので、診察を開始
超音波検査にて、横位の赤ちゃん臍の尾も巻かれていないため、
施術を開始 30分で無事終了。
家庭で行う温熱灸を持って行って頂き、笑顔で帰られました。

1週間経過後
超音波観察で、赤ちゃんが矯正されている事を確認しました。

何回見てもお母さんの笑顔 最高です。



症例報告

N・Sさん 32週目 
超音波検査にて、逆子が矯正されていました。
おめでとうございます!
治療前に確認できましたので、治療無しです。
こんなこともあるんです。


治療しても, しなくとも お母さんの喜ぶ顏が最高です。

症例報告

S・Aさん 30週 二人目のお子さん
超音波観察で、首にへその緒が巻かれていないことを確認し施術
足の至陰に灸
三陰交に灸頭鍼

4日後、来院超音波観察で逆子が改善していました。
お母さんの笑顔が良いですね。
発育の灸を施術し治癒としました。








   お顔を拝見
元気の良い赤ちゃんです。
   重要ポイント、へその緒が首に巻かれていないか確認

大丈夫な様なので施術にうつります。
  自宅で温灸を行う場所を説明します。
三陰交・至陰・湧泉にせんねん灸を行います。
   実際の患者さんの映像です。
灸頭鍼は、鍼の上にもぐさを乗せて
火をつけます。

チョット怖いようですが、実は暖かくて気持ちが
いいです。



治療回数で、矯正された割合をグラフにしたものです、1回から4回目あたりが
一番よく矯正されているようです。



胎位異常についての研究                 原田 淳

一般的に「逆子」を「胎位異常」「胎位不正」と言います。
胎児の状態により、骨盤位・横位・斜位に分けられ、東洋医学による異常胎位矯正は、
外回転法と同じ確率での効果が得られます。






なぜ逆子になるのか?

ママ側の原因
@狭骨盤  
 狭骨盤とは、身長が150cm以下の低身長の小柄な女性にみられるもので、骨盤 が小さく、分娩形式が帝王切開になる可能性があります。

A前置胎盤 
 前置胎盤とは、胎盤が何らかの原因で出産に悪影響のある位置に定着する事で 、子宮口を一部覆う場合と、全部塞覆う場合があります。症状は妊娠中期から 後期にかけて無痛性の子宮外出血を伴う場合がある。 症状が軽い場合は、経腟 分娩が可能な場合もあるが、前置胎盤時の経膣出産は母子の生命の危険が高い ため帝王切開による出産がほとんどです。

B子宮筋腫
 腫瘍によって子宮の容積が狭まる事で逆子になる事があります。。

C双角子宮
 双角子宮とは、子宮がハートのような形になります。子宮奇形の1種で子宮腔が 2つ存在している状態で、普通の子宮より小さいため流産、早産を起こしやすい です。

D羊水が多い場合や少なすぎるなどの症状です。
 羊水が800ml以上になると羊水過多症と診断され、羊水が200ml以下なら羊水過 少症と診断されます。
 これらの症状が見られる場合は逆子の原因となる事があります。



赤ちゃん側の原因

@胎児奇形
 無脳児や水頭症、脊椎破裂、消化管閉鎖などがります。

A多胎児
 多胎児とはママのお腹の中で同時期に2人以上の赤ちゃんが発育して生まれた 子供の事を言います。多胎児は双生児や三つ子などを総称した呼び方で、三つ 子以上を限定する場合は、スーパーツインズと言います。

B胎児水腫
 胎児水腫とは、胎児がさまざまな原因で、胸水、腹水、心嚢水など
 にかかるもので、水ぶくれ状態になっていることをいいます。

鍼灸治療は、様々な疾患により、ガチガチになったお母さんのお腹まわりの筋肉を緩める事により、赤ちゃんが窮屈でうまくまわれなかったり、逆子のまま動けなくなったりする状態を改善し矯正します。       
また骨盤を矯正することにより骨盤のゆるみによって、赤ちゃんが下がり過ぎてお尻がお母さんの骨盤にはまって抜け出せない状態を改善し逆子を矯正します。









研究・論文

 1988年に発表した論文で,林田は,584例の逆子患者の89.8%が回転したと報告し
たが,その論文の考察で,サーモグラフィーを使って下肢の温度変化を測定し 大腿部
までの温度の上昇が見られたと報告して,下肢血流の改善が下腹部・すなわち子宮曲流
の改善を促した結果回転しやすくなったのではないかと考察した。

 1995年に高橋は,骨盤位矯正に有意に影響を与えた要因は,多くの要因の中
でも「羊水量」,「済市長」であるとし さらに32週以降の28例の正常妊婦の骨盤位矯正のため至陰へ棒灸刺激を行い,超音波ドップラー血流計で子宮動脈と膀帯動脈の血流状 態を測定した・その結果,棒灸刺激により両動脈ともに血管抵抗が有意に低下すること,すなわち両動脈の血流が有意に増加して・その結果子宮の血流量が増加し 子宮筋の
トーヌスが低下し 胎動を容易にさせたのではないかと考察した・

 1995年・釜付lは,妊娠24週以降の切迫早産傾向のため入院となった患者16名
(初産9名・経産7名) の臍帯動脈と左右の子宮動脈の血管抵抗値(PulsatVty Index)を
ドップラー血流計で測定し 血管抵抗値は刺激10~30分まで有意に低下し 60分後に
前値に役すると報告した・

 Dunn, P. A・らは・分娩期を過ぎた31名の妊婦の太衝と三陰文にTENS C皮
膚表面電極刑激)を行い,腹部にストレンゲージを装若して子宮収縮の様子を測定した・その結果,刺激群は対照群より有意に子宮収縮の回数と収縮力が増加したと報告し 視
床下部-下垂体系のホルモン性調節以外に・脊髄性あるいは上脊髄性の自律神経反射に
よる子宮収縮を誘発した可能性があると考察した。

 このように,逆子および分娩期の母体に対して行った鍼灸やTENSがどのような変
化を生体に惹起させるかを検訂した論文では・下腹部の血流状態・とくに子宮の血流状
態の改善が子宮筋の緊張を緩和し その結果,子宮収縮が増抗したり,胎児の胎動が増
加したりして自己回転を起こしやすくしていると推察し 鍼と血液循環の立場から有効
性を論じる傾向にある。


形井秀一 著書 逆子の鍼灸治療より

不成功例の検討

鍼灸を行っても回転しない症例です。
静岡県藤枝市立志太総合病院 さかご外来のデータです。
合併症 
症例数 
臍帯因子  臍帯巻絡  19(32.2%) 
 過短臍帯  5(8.5%)
 羊水過多  9(15.3%)
 双角子宮  5(8.5%)
 胎児奇形  3(5.1%)
 子宮筋腫  2(3.4%)
 不明  16(27.1%)


トコちゃんベルト

トコちゃんベルトで、逆子矯正
骨盤ケア
逆子






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