腎臓病

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腎臓疾患

先日から腎臓疾患の患者さんがいらしゃっております。
私の治療法を説明させていただきます。

クレアチニンは､筋肉にあるクレアチンという物質から産生されるもので､尿とともに排泄されます｡
基準値を上回る場合は｢慢性腎炎や腎不全｣の疑いがあります｡
腎機能が低下するにつれてクレアチニンは増加し､10mg/ml以上になると､透析療法が必要になる場合もあります｡

クレアチニン(Cr)単位：mg/dl(1デシリットル中に含まれるクレアチニンの重さをミリグラムで測ったものです)

0.6～1.2mg/dl(男性) 0.4～0.9mg/dl(女性)	正常値
0.6mg/dl以下(男性) 0.4mg/dl以下(女性)	妊娠､糖尿病の初期､長期臥床(がしょう)で多くみられる数値です｡尿崩症､筋ジストロフィー､多発性筋炎､筋萎縮性側索硬化症の可能性もあります｡
1.2～2.0mg/dl(男性) 0.9～2.0mg/dl(女性)	脱水､心不全､ショック､糸球体腎炎､間質性腎炎､尿管結石､前立腺肥大症､先端巨大症でみられる数値です｡
2mg/dl以上	(中等度から高度の上昇) 腎不全

T・Ｓさん　69歳
健康診断にてクレアチニンが7.7mg/mlであるとの事で治療にいらっしゃいました。
女性で、0.77mg/dlですの、腎臓の疾患が考えられるデータです。
血圧160/90mmHg
当然ながら病院との併用で、腎不全にならない様に東洋医学・西洋医学でＴ・Ｓさんを救いましょう。

一回目
Ｔ・Ｓさんは、鍼が苦手な方ですが、お灸は大丈夫との訴えが有りましたので、初日は灸から始めました。
湧泉・三焦兪・京門・腎兪・命門にせんねん灸を、足の少陰腎経にローラー鍼温灸を気の流れに沿って行いました。

二回目
ゲルマ温浴機を行い。
建里・下院・水分・滑肉門・天枢・肓兪・気海・大巨・水道・帰来・中極にせんねん灸を行う。
来院でき無い日には、自宅での足湯とせんねん灸を行うように指示する。

三回目
食欲が出てきたとの事、少し身体の変化がでてきたので患者様もやる気が出てきた、鍼を慣れていただくために。
お灸の後に美容鍼灸用の鍼0.10φの太さの鍼を使い施術を行った。

四回目
Ｔ．Ｓさんの健診の結果がでました。
クレアチニンは、今回は検査しなかったとの事でした、血圧140ｍｍＨｇまで下がったので、病院の先生より大変褒められて来たと言っていました。
腎性高血圧には、水分・気海・関元・百会・天柱・肩井・腎兪・大腸兪・太谿などが効果的です。

高血圧で来院している患者さん、30代・40代・50代の患者さんは、効果大です。
老人性高血圧は、それなりに下がりますが、それなりです。